毎日暑い日が続いて食欲がない。夏バテかな…?
そんな時「よし、ビールに焼肉で、スタミナをつけるぞ!」と考えていませんか?
実は夏の暑い時に食べてはいけない物があるのです。
夏バテ対策に食べてはいけない物、たくさん食べたいもの、夏にお勧めのレシピをご紹介します。
夏バテの時に食べてはいけない食材
脂肪分の多い肉
プロテインや脂質が多く含まれる脂肪分の多い肉類(牛肉、子羊の肉、豚肉、フランクフルトソーセージなど)は水をほとんど含まず、しかも消化しにくい食べ物です。
プロテインを体内に摂取することで体の中で熱が発散され体温が上昇してしまいます。
プロテインをとるのであれば赤いお肉よりも卵、魚、脂肪分が少ない肉(皮なしの鶏肉、
ハム、生ハム、七面鳥、子牛の肉)などがおすすめです。
甘いもの
ケーキやキャンディー、炭酸飲料にはカロリーとともに炭水化物が含まれており、摂取することで消化時に体温を上昇させます。デザートに甘いものを食べたい場合にはフルーツを食べましょう。
アルコール
「暑い時には冷えた生ビール!」と言いたいところですが、アルコール類は体内の水分を奪います。暑い時にはお水、または冷たいスムージーやアルコールなしのカクテル等を
飲むようにしましょう。
コーヒー、お茶
コーヒーやお茶は尿の排出を促すため、体内の水分が外に出てしまいます。
お茶を飲むのであればハーブティーがおすすめです。
スパイス
香辛料は体温を上昇させます。香辛料を摂取することにより体温が上昇し汗をかき、
汗をかくことで体が涼しくなったと感じますが、体内の水分を奪う危険があります。
もし辛いものを食べる場合には、しっかりと水分をとりましょう。
夏バテの時にたくさん食べたいおすすめの食材
スイカ
抗酸化成分、シトルリン(アミノ酸の一種)、ビタミンA,C、ビタミンB6を多く含むスイカ。カロリーがほとんどなく水分を多く含み、また繊維が豊富なため消化作用を助けます。
冷たいゆで卵
暑い時期に脂肪の多いお肉はお勧めできません。その代わりに冷たいゆで卵でプロテインを
補給しましょう。そのまま塩をつけて食べても、サラダに入れてもOK。またダイエット中には朝食時に冷たいゆで卵を食べる事で日中の腹持ちがよくなります。
ガスパッチョや冷たいスープ
スペインの有名な野菜スープ、ガスパッチョ。冷たいので夏バテの時も飲みやすく、しかも
野菜をたっぶりと取れる有能な食事です。その他にもグリーンピースとミントの冷たい
ポタージュ、キュウリとメロンのスープ、ニンジンとピーマンのスープなど、さまざまな
冷たい野菜スープを作ってみましょう。
冷凍ブドウ
カロリーの少ない凍らせたブドウは、暑い日に小腹がすいた時にちょっとつまむのに最適。
飲むフルーツのスムージーとちがって、凍っているので噛むという作用が小腹を満たすのに良いようです。
フリタッタ(イタリアのオムレツ)
夏の暑い時期、お腹がすごくすいている時にはフリタッタを作ってみてください。
夏のプロテイン補給に最適です。
作り方:
ズッキーニを輪切りにし、オリーブオイルで少しいためる。
そこに溶き卵を入れ、ミント(またはほうれん草)を加える。
フリタッタは冷たくしても食べられます。
メロン
メロンは水分も多く、夏バテの時にも食べやすい食品です。
デザートとして食べるだけでなく、1,2切れの生ハムと一緒に食べると、
ハムの塩気とメロンの甘味がとてもよく合って、食欲がでますよ。
夏バテ対策におすすめの簡単レシピ
マグロのたたきとスイカのサラダ
<材料6人分>
マグロ500g
赤カブ1束
スイカ小1/2
オリーブオイル
マリネのたれ用
照り焼きソース10cl
ライム1個(農薬不使用のもの)
ヴィネグレットソース用
ごま油大さじ4
醤油大さじ4
コリアンダー6本程度
ニンニク1かけ(おろしたもの)
ライム1個(農薬不使用のもの)
コショウ
作り方
1.照り焼きソースとライムの汁をまぜる
2.マグロを縦長に4つの長方形になるように切る
切ったマグロをお皿にならべ、1のソースを絡めて20分ほど置く(途中で何度か裏返す)
3.スイカの皮と種をとり、小さなサイコロ型に切る。
4.赤かぶを薄い輪切りにする。
5.サイコロ型に切ったスイカと赤かぶをサラダボールにいれる。
6.2つめのライムを絞り、ヴィネグレットソース用の材料と混ぜ、サラダボールのスイカとかぶにかける。
7.たれにつかったマグロを取り出したれをきり、少量のオリーブオイルをフライパンにしいて各面を30秒ずつ焼く。
8.各面が焼けたらマグロをお皿に並べて数分間冷凍庫に入れる。こうすることで
短期間でまぐろを冷やすことができ、また切りやすくなる
9.マグロを1㎝弱にスライスし、サラダボールの材料とそっと混ぜる。
10.冷蔵庫で1時間冷やしてできあがり。
マグロをフライパンで焼く前に各面にゴマをまぶしてもおいしいです。
まとめ
いかがでしたか?夏バテぎみの時には体温を上昇させない食べもの、水分を多く含む食べものをとるのが大切です。