世界の駐在員にさまざまな情報やイベントを提供しているInter Nationsにより、2017年版の海外駐在先人気国ランキングが発表されました。今回はどこの国がトップ3に選ばれたのでしょうか。
海外駐在人気国ランキング2017トップ6-10
第10位
スペイン:プライベートが充実できると駐在員に人気のスペイン。前回の14位より
ランクアップしました。
第9位
シンガポール:交通網が充実している国、旅行しやすい国としてはトップ1の座をしめ、
治安面では第3位、生活の質では4位に位置するシンガポール。ただし現地の人々との
交流面でマイナスポイントがつき、今回は9位にとどまりました。
第8位
コロンビア:「自身の幸福」という面でコロンビアは高得点をあげています。
移住しやすく住みやすく、現地の人がオープンなところが生活の質の面で
この国に高得点をつけています。また、生活費も他国に比べて安いところが魅力。
ただ治安面では少し注意が必要です。
第7位
マルタ:仕事の環境で駐在員が働きやすいと感じるのがマルタ。
生活の質はそれほど高くないですが、現地の人々と友達になりやすいそうです。
第6位
ニュージーランド:仕事面とプライべ―ト面のバランスがバツグンと駐在員に
人気の国。
海外駐在人気国ランキング2017トップ1-5
第5位
ポルトガル:生活の質の面で前回にくらべて23位ランクアップしたポルトガル。
食生活のよさと現地の人々のオープンさが人気の秘密です。
第4位
台湾:2016年は「生活の質」の面でトップ1だった台湾。医療面、治安、現地の
人々の温かさで高得点をあげています。言語習得の難しさにもかかわらず、
駐在員には人気の国です。
第3位
メキシコ:現地の人々の温かさと魅力的な文化、穏やかな気候、食生活
の面で人気のメキシコ。また、仕事環境や経済面でも駐在員に人気です。
ただし治安面と医療面ではまだまだ改良の余地があり。
第2位
コスタリカ:なんといっても現地の人と友達になりやすい国。
穏やかな気候がゆったりとした国のリズムを作ているのでしょうか、特に、コスタリカの
駐在員の3分の1をしめる「子連れ駐在員」「退職した元駐在員」に人気の国です。
アンケートを取った駐在員の48%が、一生コスタリカに住みたいと答えています。
第1位
バーレーン:前回は19位だったバーレーンがトップ1の国に選ばれました。
現地の人が皆英語を話すため、住みやすいというのが大きな人気の理由。
特に家族生活が充実しており、また仕事面でも満足度が高い国です。
特に給料の点では、41%の人が「自国で働くよりもバーレーンで働く方がより給料が高い」
と答えています。
海外駐在員に人気の理由は?
第1位 バーレーン:この国アットホームな雰囲気がバーレーンに住む駐在員には人気があり、住みやすさの点で高得点をあげています。現地の人々がみな英語を話し、フレンドリーで友達になりやすいとのこと。
仕事面でも得点が高く、仕事環境やキャリアの面で駐在員は満足をしているようです。
ただし仕事の安定面では総合18位と少し順位がさがります。
生活費の面では前回と同じ28位ですが、個人的な経済面で13位にアップ。
68%のバーレーンの駐在員が自身の経済面に満足しており、41%が自国よりも
給料が多いと答えています。
家族との生活面でも2016年(34位)に比べて大きくランクアップしています
(10位)。子供連れの家族に優しい国として、家族連れの駐在員に人気です。
また、教育の品質面でも22位から6位にアップしています。
「バーレーンはさまざまな文化の素晴らしいメルティングポット」
「第二の故郷のよう」
と駐在員たちが評価しているバーレーン。約3分の1の駐在員がこの国に5年以上住んでおり、永遠に住みたいという人も11%います。
第2位 コスタリカ:住みやすい気候と温かい人々
友達を作りたいのであればコスタリカ駐在がおすすめです。
友達の作りやすさではトップ1に位置する国です。
また友達面だけではなく、教育の質とチャイルドケア&教育の得やすさが
アップしたおかげで、生活の質、住みやすさ、家族生活の面でも高得点をあげました。
経済面でも前回の43位から24位に大きくランクアップし、毎日の生活費の支払いも
充分できていると答える駐在員が79%にのぼります。
「コスタリカではみなが平和で幸せに暮らす自由があります。誰もが親切で、ハッピーな人々ばかり。」
そう表現する駐在員の48%は、一生コスタリカに住みたいと答えています。
第3位 メキシコ:毎年のランキングでかならずトップ5に入るメキシコ。
今年は第3位に輝きました。高得点の理由は住みやすさ、個人的な経済面、生活費の
安さです。フィリピン人のある駐在員は「気候はほぼパーフェクト、人々は
フレンドリーで食事がめちゃくちゃ美味しい」とコメントしています。
医療面と治安面では点数が低いものの、個人的な幸せではトップにあがり、
余暇や社交面でもトップの座を占めています。
また経済面でも74%の駐在員が満足しています。
まとめ
現地の言葉が話せない場合、現地の人々に英語が通じるかどうかが駐在する際に非常に大きなポイントになるということを、私自身も感じています。英語が通じない国では、英語が
話せる一部の人としか知り合いになれず、毎日道やお店で出会う人々と会話ができないのが
非常にもどかしい気がします。その国を知るには、現地の人と友達になるが一番です
からね。
後は、穏やかな気候というのも大きなポイントです。
気候がいい国に住んでいる人々は平均的にフレンドリーな気がします。
海外で働きたいと思っている方は、ぜひ参考になさってくださいね。