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自然な方法で汗を抑えたい。食品や飲み物を使って汗を抑えるには

人の体には約400万個もの汗腺があり体温調節に役立っています。私達の体は汗をかくことによって体温を下げようとするのです。

しかし暑さによって汗をかくだけでなく、現代では精神的要因(緊張・ストレス・不安)
によって汗を多くかいてしまう場合もあります。

夏場にワキや足の汗を防ぐために、多くの方はデオドラントスプレーや消臭制汗クリームなどを使うと思いますが、スプレーや医薬品以外のもので汗を防ぐ自然な方法を見ていきたいと思います。

汗を抑えるためにまず気を付ける事

汗を抑えるにはまず以下の基本的なことに気をつけましょう。

  • 汗のいやな臭いをふせぐために、朝晩シャワーをする。
  • ワキの汗による菌の繁殖を防ぐために脱毛をおこなう。
  • 体を洗うときには手ではなくタオルやスポンジ等を使って石鹸で洗う。
  • コットンや絹などのゆったりとした洋服を身に着ける。
  • 玉ねぎ、にんにく、ビール、香辛料は汗の臭いのもとになるので控える。

 

汗を抑える自然な方法:食品を使う

次に、食品を使ってワキの汗を抑える方法をみていきましょう。

レモン汁
汗の臭いを防ぎ、汗の量を減らしてくれる。レモンを半分または輪切りにし、
わきの下に直接塗ってみましょう。

キュウリ
収斂作用により毛穴をひきしめ、汗の量を減らしてくれます。キュウリを輪切りにして
わきの下に直接塗ります。速攻性はないので何日も続けることが大切です。

パセリ
パセリも汗の量を抑えてくれます。またパセリに含まれるクロロフィルが汗の臭いを
吸収する役目をします。日中にパセリの葉をかんでみましょう。

オレンジフラワーウォーター
リラックス作用があり、わきに直接塗ることで嫌な臭いを防いでくれます。

シードルビネガー
収斂作用により汗の量を防ぎ、殺菌作用により菌の繁殖を防いでくれます。
寝る前にシードルビネガーをワキに塗り、そのまま乾かします。

アロエベラ
アロエベラにも収斂作用があるため、毛穴を引き締めて汗の量を抑えてくれます。
また菌の繁殖を防ぐ作用があり、いやな臭いを防いでくれます。
さらに肌のpHも調節する作用があります。

重曹
汗を吸収し、殺菌作用があります。重曹にエッセンシャルオイルを加えて塗れば、
デオドラント効果も加えられます。

タルク
タルクをワキに塗ることで汗を吸収してくれます。脱毛し、清潔でよく乾いた肌に
つけること。

セージ
セージは汗の量を調節してくれます。セージのハーブティーを1日に数回飲んでみましょう。

 

汗を抑える自然な方法:飲み物を使う

また、以下の飲み物を使って足湯をすれば、足の汗も抑えられるでしょう。

トマトジュース
洗面器にお湯をはり、コップ2杯分ほどのトマトジュースを入れ足をつけます。
または輪切りにしたトマトを直接ワキに塗り、15分間置いた後に水でよく
洗い流します。毎日行うと、2週間後ごろから効果が表れはじめるでしょう。

紅茶
お湯をはった洗面器に紅茶の葉を入れ、足をつけて20分間ほどおきます。
一週間に2回ほど行うことで、紅茶内のタンニンが汗の量を抑えてくれます。

 

まとめ

汗を多くかく方の中にはストレスが原因の場合もあります。
ヨガや瞑想といった方法で日頃のストレスを軽減するのも汗を抑える一つの方法です。

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