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敬老の日に義理の祖父母に贈り物をするべきでしょうか?

2017年の敬老の日は9月18日(月)です。誕生日、母の日・父の日、お中元にお歳暮。
結婚を機に贈り物をする機会が増えるのは、家族が倍になるからですが、はたしてどこまで
贈り物をすればいいのやら…。あなたは義理の祖父母に敬老の日の贈り物をしますか?

敬老の日、義理の祖父母贈り物をするべき?

晩婚化といえ平均寿命が延びているので、結婚した時点で旦那さんまたは奥さんの
祖父母がまだご健在である方も多いでしょう。そんな方々の場合、「敬老の日」に
なると「自分のおじいちゃん、おばあちゃんではないけれど、贈り物をするべきな
のかしら?」と考えてしまうのではないでしょうか。

価格.comが行った調査によると、48%人が今までに敬老の日の贈り物をしたことが
あるとのこと。そのうちの13.9%の人は毎年送っているそうです。


価格.comのサイトより抜粋

旦那さんがおじいちゃん、おばあちゃんっ子だった場合には、その妻として
旦那さんと一緒の名前で義理の祖父母に贈り物をすればとても喜んでいただける
でしょう。たとえ遠くに住んでいてお会いする機会が少ない場合にも、敬老の日を
名目に旦那さんと一緒にちょっとした贈り物を贈れば、孫たちからの気遣いとして
喜んでいただけると思います。

私は結婚した時点から、夫の家族は自分の家族と同じぐらい大切だと思っています。
贈り物は義務ではありませんからあくまでも気持ちを大切に、旦那さんと一緒に
実の孫になった気分で義理の祖父母に贈り物をしてはいかがでしょうか。

 

義祖父母への贈り物のマナー

のしは必要?

義祖父母へ贈り物を送る場合、贈り物につけるのしはどうすればよいのでしょうか。
身内など、親しい間柄であればのしは必ずしも必要ではありません。
しかし手渡しができない場合には、ひとことメッセージを添えるかのしをつけることで、
なぜ贈り物が届いたのか分かってもらえるでしょう。

のしの表書きは「祝 敬老の日」「御祝」「敬老の日おめでとう」とします。

贈ってはいけないものはあるの?

便利なものや身近なものでも、敬老の日に贈るのはタブーというプレゼントが実はあります。

緑茶 お茶は、弔辞や香典返しで利用され、「死」や「お別れ」を連想させるため、縁起の悪いものとされています。
ハンカチ 漢字で「手巾(てぎれ)」と表現するハンカチは、「手切れ」を想像させ別れのイメージが強いため、避けましょう。
櫛(くし) くしは、「苦」や「死」を連想させるため、縁起が悪く、親しみを込めたプレゼントには向いていません。
下着、靴下、靴など 下に着るもの、肌に触れるものは目上の相手に贈らないようにしましょう。また、靴下や靴など踏みつけるものも失礼に当たります。
万年筆などの文房具 ステーショナリーを贈ることには「もっと勤勉になりなさい」という意味が含まれます。相手が望まない限り、避けるのが無難です。
腕時計、時計 時計の場合は「時間管理、スケジュール管理を頑張りなさい」という意味になるため避けましょう。
パジャマ パジャマは、「長く寝る」という意味合いを持つため、元気な相手でも年配の方には贈らないようにしましょう。
鉢植えの草花 「根付く=寝付く」という意味から、お見舞いでもタブーとされています。相手が病気に悩んでいるときは、縁起が悪いと嫌がられてしまいます。

 

敬老の日に義祖父母に送って喜ばれるもの

孫が選んで贈ってくれたものであればなんでもうれしいはずですが、
やはり喜んでくれるものを贈りたいですよね。
「写真が趣味」「ウォーキングが日課」など、相手の趣味が分かっていれば
なんとなく贈る物も見当がつきますが、普段まったくお会いしていない義理の祖父母への
贈り物となると、難しいと思います。

そのような場合には食べ物、お菓子やお酒(飲む方には)が最も無難でしょう。
また「旅行券、食事券がうれしい」というアンケートの結果もありました。
お贈りする相手の年齢や健康状態によっては、確かに旅行券や食事券もいいですね。

まとめ

私は若い頃に海外に出たために自分の祖父母とはなかなか会えなかったのですが、
外国人の主人の祖父母とは近くに住んでいた時期がありました。
結婚する前の付き合っていたころから、日曜日の昼食にはよく義祖父母の家に
ご飯を食べに行っていたものです。

主人の祖父母であっても縁があって家族になった方々ですから、
自分の祖父母と同じように大切にしていきたいと思いました。
敬老の日に義父母に贈り物をするのは、いい機会ではないでしょうか。

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