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ワイシャツや洋服についてしまった汗じみや黄ばみの落とし方

毎日洗濯をしていたにもかかわらず、ふと気がつくとワイシャツやTシャツの首回りやワキ、袖口が黄ばんでいることってありますよね。

夏の間だけに限らず、スーツを着て暖房の効いた部屋で仕事をしたり、コートを着て満員電車に乗っていたりすると、冬でも中に着ているシャツにじっとり汗が染みついてしまうことがあります。

「このシャツ気に入っていたのに、もう着れないの?」そんなことはありません。汗じみや黄ばみを落とす方法を調べてみました。

まだ程度の浅い汗じみや黄ばみを落とす方法

まずは以下のものを用意します。

1. 台所用洗剤
2. 酸素系漂白剤:粉末タイプのもの(ワイドハイターなど)。
3. 歯ブラシ:洋服の生地を傷めないように柔らかめの歯ブラシ。
4. 洗面器
5. 洗濯機

注意:塩素系漂白剤は漂白力が強く、白シャツには適していますがカラーシャツや柄シャツではつかうことができません。シャツに「塩素系漂白剤禁止」のマークがついている場合には絶対に使わないでください。
ここでは、酸素系漂白剤を使用します。

 

①黄ばみの部分に台所用洗剤をかけます

洗剤をかけすぎると色物の洋服は色落ちをしてしまう場合があるので、かけすぎないように注意してください。

 

②洗剤をかけた部分を歯ブラシでこすります

歯ブラシでこすることで、まずその部分についたホコリなどの汚れを取り除けます。

 

③洗面器に40℃~50℃のお湯をはり、漂白剤を20~30g入れてかき混ぜます
お湯に泡がたつ程度によくかき混ぜて下さい。

 

④漂白剤を入れた洗面器の中に洋服をつけて30分ほど置いておきます
この間に漂白剤が黄ばみに浸透し、黄ばみの原因である皮脂の汚れが落ちていきます。

 

⑤洗面器から洋服を取り出し、通常通りに洗濯機で洗います

 

染みついてしまったガンコな汗じみや黄ばみを落とす方法

気づかずに長期間黄ばみを放置しておくと、上記の方法では黄ばみが落ちない場合があります。
そのような時には、次の方法を試してみてください。

用意するもの
1. クレンジングオイル
2. 洗面器
3. 酸素系漂白剤:粉末タイプのもの
4. 重曹:ドラッグストアや100均にも置いてあります。
5. スチームアイロン
6. 洗濯機

注意:塩素系漂白剤は漂白力が強く、白シャツには適していますがカラーシャツや柄シャツではつかうことができません。シャツに「塩素系漂白剤禁止」のマークがついている場合には絶対に使わないでください。
ここでは、酸素系漂白剤を使用します。

 

①クレンジングオイルを黄ばみの部分につけます
クレンジングオイルを指につけて、黄ばみになじませるようにつけていきます。

 

②洗面器にお湯をため、クレンジングオイルの部分をすすぎます
こうすることで、まずホコリなどの汚れを取り除きます。

 

③漂白剤と重曹をお湯に混ぜ、黄ばみの部分にぬります
洗面器に100ml程度のお湯をはり、漂白剤、重曹を各大さじ1杯入れ軽くまぜます。それを指を使って、黄ばみの部分にしっかりとつけていきます。

 

④スチームアイロンのスチームを黄ばみの部分にあてる
熱くなったアイロンの部分を直接洋服にあてるのではなく、スチームのみを黄ばみの部分にあててください。

 

⑤洗濯機で洗う
スチームによって黄ばみが取れたのを確認したら、通常通り洗濯機で洗います。
他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。

 

シャツに汗じみや黄ばみをつきにくくする方法

せっかく黄ばみが落ちたシャツや洋服にまた黄ばみがつかないように、汗がつきやすいシャツの首回りやワキの部分にベビーパウダーを軽くつけておきましょう。こうすることでパウダーが皮脂や汗を吸収してくれるため、黄ばみがつきにくくなります。

 

黄ばみがついてしまったシャツは恥ずかしくてもう着られない…と思っていましたが、これで大丈夫!一度おためしください。

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