夏休みは、子供にとっても大人にとっても普段できない体験ができる時ですよね。
特に最近の親御さんの中は、夏休みを利用して子供に海外体験をさせたいと思う方も
多いのではないでしょうか。
また、学生さんで夏休みにちょっと違った体験をしてみたい、
定年退職をされて時間あるので、海外で何かを学んでみたい、
という方も多いと思います。
そのような方のために、短期語学留学や海外サマーキャンプ、海外ボランティア活動など、
現在ではさまざまな形のアクティビティが紹介されています。
夏休み短期留学の目的は?国は?言語は?
まず短期留学をしたい場合には、目的が第一だと思います。
留学中になにをしたいか、学びたいかによって、行く国も変わってくるでしょう。
語学留学が目的であれば、通常は英語圏の国を選びますが、最近では英語圏でなくても語学学校の費用、滞在費が安い国を選ぶ方もいます。
例えばフィリピンの英語学校で英語を学ぶ、タイのインターナショナルスクールの夏季講座で英語を学ぶ、などです。
ただ私が思うに「言語を学ぶ=その国の文化を学ぶ」ことなので、
「仕事のために短期間で英語力を伸ばさなければならない」等の緊急の目的でない限り、
言葉だけでなくその文化にも興味があり触れてみたいと思う国を選ぶほうが、言語の学習意欲も増すのでないかと思います。
また、日本の業者を通して参加する短期留学は外国人向けのものがほとんどなので、
留学をしても周りは自分と同じように外国人(もしくは日本人)ばかりで、ネイティブの人々とは交流がない場合もあります。
ですから、現地の中高生や大学生達に交じってなにかがしたい、という場合には、ネット検索を駆使して(外国語だとなかなか難しいですが)、現地の人々用の夏休み合宿に参加するのがおすすめです。
そんな中で、私が参加した夏休み短期留学についてご紹介したいと思います。
初心者も上級者も子供も大人も参加できるフランス音楽短期留学
というわけで、私が夏休みの短期留学でやり遂げたかった目的は「チェロの上達」。
4~5年前から趣味で習っているチェロを、夏休み中にもっと上達したいと思ったのです。
また、いつもレッスンを受けている先生とは違う、ヨーロッパの先生にチェロを教わってみたいと思いました。
そしてさっそくネットで検索を開始。
条件は「夏休み」「音楽合宿」「大人でも参加できる(私は二人の子供の母親です)」「フランス」。
こうしてネットで見つけたのが「Musicalta (ミュージカルタ)」という、
フランスのアルザス地方で毎年夏休みに開催される音楽合宿。
期間は第一期が7月下旬で10日間、第二期は8月上旬に10日間(毎年変わるのでご注意ください)。
時期的にも子供達が夏休み中で義父母に預けられるのでいい感じです(^^)
しかも、誰でも参加できる!
フランスでよくある夏季音楽合宿には、マスタークラスのようにプロ級の若いミュージシャンしか参加できないようなものも多くあります。しかしこのミュージカルタのプログラムは、私のような趣味で楽器をやっている大人にぴったりなものでした(もちろんメインの参加者は、夏休みを利用して楽器を上達させたい小学生~大学生ですが)。
どうでしょうか。皆さんの中にも「趣味で習っている楽器をフランスでもっと学んでみたいな。でも自分は上級者じゃないし、音楽留学なんて無理だろうな。」と思っている方もいらっしゃるのではないですか?
大丈夫です。この音楽合宿は年齢もレベルも関係ありません!
それでは、私が参加した夏休みフランス音楽短期留学の内容をご紹介していきたいと思います。
夏休みフランス短期留学で音楽を勉強しよう!子供も大人も参加できるフランス音楽合宿