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フランス留学

夏休みフランス短期音楽留学「ミュージカルタ」の参加費用と持ち物について

投稿日:2017-03-18 更新日:

さて、夏休みフランス短期音楽合宿の内容はなんとなく分かっていただいたかと思いますが、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
ただしフランスまでの飛行機代、パリまたは他の都市からムルーズ駅(Mulhouse)までの電車代は以下に含まれていません。

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10日間の音楽合宿にかかる費用

●未成年(18歳未満)
学内の寮利用者:1049€
コース費用に含まれるもの:レッスン費用、宿泊代、食事代(三食)、未成年者向けのグループ活動代、レッスンルーム(1日最低3時間)
グループリーダーがついて生活のお世話をしてくれます。

●大人
学内の寮利用、3食付き:999€
コース費用に含まれるもの:レッスン費用、宿泊代、食事代(三食)、レッスンルーム(1日3時間以上)

●大人
学内の寮利用、朝食付き:849€
コース費用に含まれるもの:レッスン費用、宿泊代、朝食代、レッスンルーム(1日3時間以上)

●外部生(寮以外に宿泊する場合):659€
コース費用に含まれるもの:レッスン費用(レッスンルームを借りる場合には別途料金が必要)

●その他の費用:
-オプション代(室内楽、作曲、コーラス、ヨガ、英会話など):1オプションにつき130€
-ムルーズ駅からルファックの学校までの往復バス送迎代:申し込み後に連絡あり
-楽器レンタル代:要問合せ

これは年によって変更になる可能性があるので、ご自身でもご確認ください。

Musicalta

合宿に持っていく必要があるもの、持っていくと便利なもの

●楽譜:個人レッスンの際に指導してほしい楽譜は自分で持参します。アンサンブルの楽譜は、初日に担当の先生がメンバーのグループ分けをした後、グループに合わせた曲を提案してくれます。

●セロテープ、はさみ:合宿中には楽譜をたくさんもらうので、楽譜同士をくっつけるのにセロテープがあると便利です。もちろん、チューナー、メトロノーム、筆記用具などはミュージシャンにとって必需品ですよね。

●楽譜や筆記用具を持ち運ぶための小さなかばん:合宿中は自分の部屋、レッスンルーム、先生の部屋と、楽器をもって学内を動き回ることになります。楽譜や必需品をまとめて入れらる小さなバッグがあると移動の際に便利です。

●コンサート用の服:合宿中は暑いですが、最後のコンサートはTシャツにサンダルではなく、黒いスカートに白いシャツなど、きちんとしたコンサート用の服装をします。

学校内の寮には最低限のものしかありません。生活用品として以下のものを持っていくとよいでしょう。

●石鹸、シャンプー、コンディショナーなど:シャワールームには置いてないので、持参する必要があります。

●ドライヤー:部屋にはついていません。

●タオル:これも部屋に置いていないので持参します。

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●シーツ、枕カバー:貸してくれますが、持参したい人は持参可能。

●ロッカーの鍵:部屋には私物を収納する個人用のロッカーがあります。相部屋ですし、部屋自体には鍵がかけられないので、退室する際には貴重品をロッカーに入れ鍵をかけた方がよいでしょう。

●ポケットWiFi:WiFiがあるのは事務所近辺のみなので、部屋でネットに接続したい人はポケットWiFiを持参するのがよいでしょう。特にオーケストラに参加する場合、知らない楽曲を演奏する際にはYouTubeで曲が聴けると参考になりますよね。

●洗剤:学校内にコインランドリーはないので(町にもないと思います)、洗面所で手洗いができるように洗剤を持っていくとよいと思います。合宿は10日間ですし、暑くて汗もかくので、時々洗濯が必要になってきます。部屋に物干しはないですが、みんな二段ベッドの端にかけて干しています。

●蚊取り線香、虫よけ:アルザスの夏は非常に暑いので、夜は窓を開けっぱなしで寝ます。そこで、蚊が部屋に入ってくる時もあるので、蚊取り線香があると便利かもしれません。

●薄手のセーター:アルザスの夏はとても暑いのですが(校内はクーラーはありません)、嵐が来て大雨が降ると、翌日の朝は急に冷え込みます。また、夜のコンサートの後は少し冷える場合もあるので、薄手のセーターも必要でしょう。

●水筒またはペットボトル:日中喉が渇くので、水分を取るために水筒またはペットボトルを持ち歩くのが便利です。学内には自動販売機はありません。お水は食堂で補充できます。また部屋内に冷蔵庫もありません。

●湯沸かしポット:日本からわざわざ持ってこられないので、私は持参したことはありませんが、あるといいなといつも思います。というのは、学校内には自動販売機やコーヒーマシンがないので、日中にコーヒーが飲みたくても飲めないのです。そこで部屋に湯沸かしポットがあれば、お湯を沸かしてインスタントコーヒーを作ることができます。一日にコーヒーやお茶を何杯も飲みたい人には、必要かもしれません。町の中にはスーパーがあるので、飲み物はそこで買う事ができます。また夜になると学内のバーで飲み物を買う事はできます。

●水着:学校の近くにプールがあるので、泳ぎたい人は水着を持参しましょう。

その他必要なものがあれば、町のスーパーや薬局で買うことができます。ただしクリアファイル等はスーパーに売っていないので、楽譜を入れるために持参した方がよいでしょう。オーケストラや室内楽に参加すると、非常に多くの楽譜が配られます。

以上、夏休みフランス音楽合宿の様子をご紹介しました。申し込み、詳細ははミュージカルタ(Musicalta)のサイトをご覧ください。
Musicalta

普段の先生とは違う先生にご指導をいただけ、海外のミュージシャンたちとも交流ができるとてもいい音楽合宿ですよ。

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