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いただいたお中元にお返しは必要?お礼状の書き方やお返しの方法、金額ついて

投稿日:2017-04-04 更新日:

親戚や日ごろ親しくしている方からお中元が届きました。
夏にぴったりの美味しい食べ物で嬉しかったのですが、さてお返しはどうすればよいのでしょうか?

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お中元のお返しにはお礼状を送るのが一般的

 

お中元やお歳暮は「日ごろの感謝の気持ちを相手に伝えるもの」なので、香典返しや内祝いのようにお返しをしなくてもよいです。

ただし、いただいたまま何も返事をしないのはマナー違反ですので、一般的にはお礼状を出します。

 

お中元のお礼状の例:

拝啓 暑さ厳しき折 ○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで私たちはいたって元気に過ごしております。
さて、このたびはご丁寧なお心づかいを頂き、本当にありがとうございました。子供達も「あまくておいしい桃だね!」と、大喜びしております。
暑さはこれからが本番です。皆様どうぞご自愛下さい。

 

お礼状の書き方はネット上でもたくさん紹介されていますので、参考にしてみて下さいね。

 

けれども、お礼状だけではなくどうしてもお返しをしたいという方のために、お返しをする際のポイントをまとめます。

 

お中元にお返しをする場合の時期は

 

お返しをする時期は、お中元を受け取って少し時間をあけるのがよいので、

「暑中御見舞」として7月16日から立秋の前日まで
「残暑御見舞」として立秋に入ってから処暑まで

のどちらかがよいでしょう。

立秋とは暦の上では「秋に入る日」とされており、2017年の立秋は8月7日です。立秋を基準としてそれ以前に出すのを暑中見舞い、立秋以後に出すのを残暑見舞いと区別します。

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お中元にお返しをする場合ののしの表書きは

 

お返しで使うのし紙や水引、熨斗は、お中元やお歳暮の時と同じです。水引は紅白の花結びを使います。

表書きは、時期に応じて「暑中御見舞」「残暑御見舞」と書きます。目上の人にお返しする場合は「暑中御伺」「残暑御伺」だと印象が良いです

また、よくお会いする方であればのし紙などを付けず、相手先と会った時に「お中元を頂いたので……」と手土産のような形で渡すと、堅苦しくならなくてお互いに気持ちが良いのではないでしょうか。

 

お中元にお返しをする場合の金額の相場は

 

お返しをする時は、頂いた贈答品の半額程度の品物に留めるのがマナーです。
これは「半返し」と言われる考え方で、お中元やお歳暮以外のお祝い事にも当てはまります。「もらった品物よりも、やや安め」くらいが、相手に負担を感じさせずお返しの品を受け取ってもらいやすいと思います。

お返しの品物としては、和菓子、洋菓子、旬の果物、清酒など、相手に負担をかけないような気楽な品物、つまり食べ物や飲み物、生活消耗品などの「消え物」をお返しするのがよいでしょう。

最後に、お中元をいただいた際のお返しについてまとめます。

• お返しは義務ではない
• 贈答品を受け取ったら、お礼状を書くのが一般的
• お返しは後日「暑中御見舞」や「御年賀」の時期に贈る
• のしや水引、品物はお中元・お歳暮と同じものでOK
• お返しの金額は頂いた品物の半額~同額以下が目安

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