知りたがり屋日記~Petite Curieuse

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季節のいろいろ

初盆にお呼ばれした時の香典やお供え物、服装などで気を付けること

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親戚の初盆に招待されました。香典はいくらぐらいが相場でしょうか?
またお供え物を持っていくのでしょうか?
初盆、新盆の訪問で気をつけたいことを見ていきたいと思います。

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初盆(新盆)の意味、いつ行うの?

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を初盆(はつぼん)といいます。
また地域によっては新盆(にいぼん)と呼ぶこともあります。

初盆は故人が亡くなってはじめての里帰りとなるので、盆棚と呼ばれる祭壇を
設け、盆提灯などの華やかな飾りつけをして盛大にやるのが一般的です。
(飾りつけは地域や宗派によります)

初盆とは個人の四十九日法要を終えてから初のお盆ということになりますから、
お盆の数日前に亡くなった場合には翌年が初盆になります。また場合によっては
四十九日法要を終えてすぐに初盆ということもあるでしょう。

お盆は地域によって7月に行われるところ(新のお盆)と8月に行われるところ(旧のお盆)があります。

新のお盆:7月13日から4日間程度
旧のお盆:8月15日前後
お盆の意味と過ごし方 お盆のお墓参りで気を付ける事って?

 

初盆にふさわしい服装と気を付ける事

初盆の家を訪れる場合は、略式喪服を着ることが多いです。
黒や紺色、グレーなどの暗い色やシンプルな服を指し、スーツやワンピースが
一般的です。
また学生の場合には制服を着る事が多いです。また夏ですので、白いブラウスや
シャツに黒や紺、グレーのズボンやスカート、ワンピースなどが多いです。

初盆では盆の入りにお墓の掃除をして盆提灯に灯りをともして「迎え火」を
焚きます。
僧侶による法要行事の後に参列者でお墓参りをし、そのあとに会食を行って
解散となるのが一般的です。
以前は自宅に僧侶を招き、自宅広間に会食を準備して初盆法要を行うことが多かったのですが、現在ではお寺で法要を行い、その後料亭などで参列者に食事を振る舞う場合も増えてきています。

初盆に招待されたら

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初盆を迎えるお宅に訪問をしたらまず施主に挨拶をします。
僧侶が参加する法要であれば時間が指定されますが、特に時間に指定はなく、親戚や
知人が次々に訪問する場合もあります。

新盆法要への参列に特に指定がない場合には、訪問したら施主に挨拶をし、
御提灯料・香典を渡します。
それからお仏壇の前に行き、お線香をあげます。
その後はお茶菓子やお食事をいただくことが多いですが、施主の案内に従いましょう。

 

初盆の香典の相場、お供え物について

以前は盆提灯やお線香、ろうそくを持参したりしましたが、最近では現金を包んで
渡すことが多くなってきました。

初盆の法要に行く際にはお提灯代(御提灯料)または香典を持参します。

初盆、新盆の金額の相場
故人との関係性や地域によって金額は異なる場合があるので、あくまでも一例ですが、
お盆の香典は3000円、5000円、10,000円ぐらいが一般的です。
地域によっては自分の家の初盆のときにいただいた額を渡す場合もあります。
また、食事が振る舞われる場合にはその分も考慮して包むとよいでしょう。

初盆の香典の表書き
宗旨宗派に関係なく用いられるのは「御供物料」
仏式では「御仏前」
神式では「御玉串料」「御神前」と書きます。

水引
双銀・黒白、藍銀、関西では黄銀・黄白を用いるのが一般的です。

御供え物(御供物)
故人との関係性や地域によって、御供え物を持っていく場合もあります。その場合にはのし紙は「御供」という表書きで、水引は結び切りにします。
水引は双銀・黒白・藍銀・黄銀・黄白を用いるといいでしょう。

御供え物として持っていくもの
仏式:線香やろうそく、抹香、果物、日持ちするお菓子など
神式:清酒や果物、日持ちするお菓子、乾物など(抹香や線香をたいて供養する習慣はありません)

 

まとめ

故人が亡くなってまだ間もない初盆。悲しみから立ち直れないことが多いでしょう。
親しかった方々と故人の思い出話をし、皆で故人を偲ぶひとときにしたいものです。

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