焼き芋屋さんが売っているようなホクホクした焼き芋を自宅で作りたい!
子供が芋ほり遠足でたくさん芋を持ち帰ってきた!
そんな方へ、おうちでできる美味しい焼き芋の作り方をご紹介します。
自宅で簡単、オーブンでできるほくほく美味しい焼き芋の作り方
材料* 2本分
・さつまいも 2本
・キッチンペーパー 2枚
・アルミホイル 2枚
(さつまいもの選び方は次の章でご紹介します)
1.さつまいもをよく洗います。
2. おいもを拭かずにぬらしたキッチンペーパーに皮ごとくるみ、さらにアルミホイルでくるみます。
3.180度のオーブンで、余熱してない状態から1時間40分程度焼きます。
その後しばらくオーブンの扉を閉じたまま、手で触れる程度の温度になるまで余熱でさらにじっくり蒸して、できあがり。
✼ さつまいもの大きさや焼く個数により加熱時間は多少前後します。
小さめのものなら1時間半程度でOK。
しっとり?ねっとり?ほくほく?お芋の種類
焼き芋を作るためにはどのサツマイモを買えばよいのでしょうか?
その種類により、甘さや食感が異なります。
安納芋(あんのういも)
焼き芋といえばこの安納芋と言われるほど、有名なおいも。
種子島産の安納芋では糖度が34.4度もあり(ジャムに相当)、甘くてねっとりした
焼き芋が好きな方はこのお芋がおすすめです。
シルクスイート
まだ開発されて間もない品種。
普通のサツマイモにくらべ少し甘味が強いというおいもなので、
上品な甘さの焼き芋が好みの方はこちらがおすすめです。
紅あずま
現在最も流通量が多い品種。焼き芋屋さんのおいもはたいていこの紅あずまです。
またスイートポテトなどのお菓子にも最適な品種のお芋です。
鳴門金時
糖度が高くて、火を通すと黄金色に変わる鳴門金時。
ほくほくした焼き芋が好きなかたにおすすめのおいもです。
紅はるか
安納芋よりもさらに甘い、紅はるか。
とても甘くてねっとりした焼き芋を作るには、このおいもがよいでしょう。
焼き芋の美容健康効果
甘くてほくほくして美味しい焼き芋ですが、実は美容、健康効果もあります。
さつまいもの主な栄養成分(可食部100gあたり)
カリウム・・・380mg
カルシウム・・・40mg
ビタミンC・・・25mg
ビタミンE・・・1.0mg
食物繊維・・・2.8g
栄養面で見ると、ビタミンCとカルシウムが多く含まれているのが特徴です。
ビタミンCは100g中30mgと、夏みかんと同等と豊富に含まれています。
また、カルシウムは100g中32mgと、野菜の中では多く含まれているほうです。
ビタミンC
コラーゲンの生成や美白に効果のあるビタミンC。
メラニン色素の沈着を抑え、シミやソバカスを防ぎ、肌をなめらかにしてくれます。
またビタミンCは白血球の免疫力を高め、かぜにかかりにくくする働きがあります。
ビタミンE
若返りのビタミンとして抗酸化作用が期待できます。
カリウム
カリウムという成分には余分な水分を排泄する働きがありますので、
水太りをやむくみの解消を助けてくれます。
セルロース(食物繊維)
さつまいもには食物繊維(セルロール)が多いので、便秘に効果を発揮します。
セルロースが腸を刺激して働きを活性化にさせるとともに、
ヤラピンという緩下成分が、便の排泄を促進させるからです。
カロチン
黄色種のさつまいもに含まれるカロチンは、体内でビタミンAに変わり、
夜盲症の予防や視力の低下を防ぐのに効果があります。
このように、さつまいもにはさまざまな栄養分がバランスよく配合されているのです。
風邪予防になるなんて、まさに冬のおやつにぴったりですね。
まとめ
焼き芋屋さんのようにしっかりとした釜がないと焼けないのかと思いきや、
実は自宅でも簡単に美味しく焼ける焼き芋。
いろいろな種類のおいもで試してみてくださいね。