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季節のいろいろ

ボジョレーヌーボーとは?作り方や賞味期限、合う料理について

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今年もボジョレーヌーボーの解禁日、11月の第三木曜日(2017年11月16日)が
やってきました。日本は時差の関係で他の国よりもいち早くその年のボジョレーヌーボーを
味わえるということで、1980年代頃からその解禁日を祝う習慣が根付いてきましたが、
今ではすっかり秋のイベントとして日本に定着しました。
その証拠にヌーボーの最大の輸出国はなんと日本なのです。ボジョレーヌーボー総生産量の
半分はフランス国外への輸出用ですが、2015年には170万本のボジョレーヌーボーが
輸出先国第2位のアメリカに輸出されたのに対し、1位の日本へはその約4倍の670万本が輸出されています。
それではボジョレーヌーボーの魅力とはいったい何なのでしょうか。

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ボジョレーヌーボーとは?なぜ「ヌーボー(新しい)」なの?

ボジョレーとはフランスの地名ですが、ワインにおける「ボジョレー」とは、
「ボルドー」や「ブルゴーニュ」などのように、AOC(原産地統制呼称)によって定められた
基準にかなったボジョレー地方でつくられたワインのことです。もともとフランスでは、その年にブドウを収穫して作られたワインは12月15日からしか販売できなかったのですが、ボジョレーワインの製造者たちが1951年にその販売日を早める許可を得ることができたのが、ボジョレーヌーボーの始まりです。

ボジョレーワインはもともと漬け込み期間(ブドウの汁と一緒に皮や果実、種を漬け込み、汁にその色や香りを出す過程)が短いワインで、その期間はわずか4日です。そのため、その年に作られたボジョレーワインの最新版(ヌーボー=新しい)が、他のAOCワインよりも先に市場に出荷できるという訳です。

ボジョレーヌーボーの作り方、他の赤ワインとの違い

他のAOC(原産地統制呼称)ワインと同じように、ボジョレーヌーボーと呼ぶワインを作るには、細かく定められた製造過程に沿って製造しなければなりません。

ブドウはすべて手作業で収穫され、いわゆる「炭酸方法」によって4日間漬け込みがされます。この短期間の漬け込みにより、タンニンの少ないフレッシュな果物の香りがするワインができあがります。例えばボルドーワインでは漬け込み期間がより長く、18~21日です。ワインによっては30日かける場合もあります。
この漬け込み期間が長いほど、ワインの色とタンニンは濃くなり、ボジョレーヌーボーの色が薄くタンニンが少ないのは、この過程が短いためです。
またAOCの基準により、ボジョレーヌーボーを製造する場所は、ローヌ地方(Rhône)の北部またはソーヌ エ ロワール地方(Saône-et-Loire)の南部と決められているため、ボジョレーヌーボーと同じ製造過程でワインを製造したとしても、ボジョレーヌーボーと呼ぶことはできません。

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ボジョレーヌーボーに使用されるブドウの品種は主にGamay Nですが、15%までなら
その他の品種(シャルドネ、ピノノワール、ピノグリ、アリゴテ)などを混ぜても
よいとしています。

ボジョレーヌーボーに合う料理、賞味期限

「ボジョレーヌーボーはまだ若いワインなので、何年間も寝かせておけばもっと美味しいワインになるのかも…」とお考えになる方もいるのではないでしょうか。残念ながら、ボジョレーヌーボーは寝かせておくタイプのワインではありません。賞味期限は最大で6か月だそうですので、解禁後は早めに飲むことをお勧めします。

さて、毎年ヌーボーを飲んだ人々がするのが「その年の味の表現」。ボジョレーヌーボーは
タンニンが少ないワインとして知られ、その香りは「熟したバナナ」「マニキュア」「イギリスのキャンディ」などのような「アミル系の香り」と表現されます。これらのアミル系の香りを強調するために、製造過程で酵母菌が使用されているのです。
しかし最近では、これらのバナナ系の香りに加えレッドベリー系の香りをだそうとするメーカーが増えてきています。

それではボジョレーヌーボーはどのような料理に合うのでしょうか。

ヌーボーの味と香りはフルーツ系のため、ハムやソーセージなどの豚肉加工品とよく合います。「ワインと最もよく合うお料理は、そのワインが製造された地方の名物料理」と言われるように、ボジョレーヌーボーはリヨンやブルゴーニュ地方のお料理とよく合います。リヨン産のソーセージやサラミ、牛の胃をつかったお料理のトリップ、またはガーリックソースのブルギニョン酸エスカルゴ、鶏のレバーや羊の足、ゆで卵やニシンを添えたリヨンサラダなどがおすすめです。

ボジョレーヌーボーを飲む際の適温は10~11℃ですので、通常の赤ワインよりは冷やして飲む方が美味しくいただけます。

まとめ

さて今年のボジョレーヌーボーの味と香りはどのように表現できるでしょうか。
バナナ?木苺?それともマニキュアのツンとする香り?
11月に気の合う友人や家族と集まるためのテーマとして、ボジョレーヌーボーの解禁日を使って楽しく飲みたいですね。

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