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フランス女性 美容と健康

フランス人女性は水道水で洗顔しない?

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フランスで暮らしたことがある女性なら思ったことがあるかもしれません。
「何を使って顔を洗ったらいいんだろう…?」と。
フランスには日本のように「洗顔石鹸」という大きな市場がありません。
お豆腐の石鹸、泥の石鹸、お茶の石鹸などなど、さまざまな洗顔石鹸がある日本で
もっぱら石鹸派だった方は、フランスで暮らし始めてちょっと驚いたのでは。
それでは、フランス人はいったい何で顔を洗っているのでしょうか。

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フランス人女性は水道水で洗顔しない?

フランスではここ数年「朝は洗顔する必要はない」という美容専門家の意見が出回り、
「朝、洗顔すべきかしないべきか」と悩む女性が出てきています。
ここで言う「洗顔」とは、「洗顔用のクレンジングジェルやクリーム、ムースを使って
顔を洗う」という意味で、朝起きてまったく顔を洗わないという不衛生な意味ではないのであしからず。

フランスの洗顔料市場は主に

  • Nettoyants gels(ジェル状クレンジング剤)
  • Mousses nettoyantes (ムース状クレンジング剤)
  • Crèmes moussantes(クリーム状クレンジング剤)
  • Pains surgras (保湿クレンジングバー)

というカテゴリーに分かれています。
「どうしても石鹸で洗顔したい」という方は、4つ目の保湿クレンジングバーが
洗顔石鹸に該当します。しかし厳密にいうと、保湿クレンジングバーは
石鹸とは違い界面活性剤が入っていません。肌にマイルドな固形洗浄バーと言えるでしょう。

さて、フランスではなぜ「朝は洗顔する必要はない」という意見が出てきたのでしょうか。
それは洗いすぎにより肌に必要な皮脂まで奪わないようにするべきという考えと、
フランスの水道水の性質に関係しているといえます。

フランスの水道水はいわゆる硬水。
軟水と硬水の違いは、「硬度」の違いです。硬度というのは、お水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量で、WHO(世界保健機関)が定める基準では硬度120mg未満が軟水、120mg以上が硬水とされています。

日本のお水は軟水のため、肌や髪にも優しく、身体や髪を洗っても心配はほとんどありません。
ところがフランスのお水は硬水のため、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの影響で、
シャワーの後に肌がつっぱったり髪がパサパサしたりすることがあります。
フランスで毎日お湯を沸かすのに使っているお鍋が真っ白になるのも、硬水のためです。

そのため、水道水で顔を洗いすぎると良くない、という意見が出てきたのです。

 

フランス人女性はどうやって洗顔するの?

上記にあげた一般の洗顔料はすべて、洗顔の後に洗い流さなければならないので、
どうしても水道水で顔を洗う必要が出てきます。
でも、ミネラル分の多い硬水は肌にあまりよくない…。

そこで最近よくお店で見かけるようになったのが「ミセラーウォーター(Eau micellaire)」です。

ミセラーウォーターの「ミセル」とは界面活性剤などの分子またはイオンが
数十個から数百個集まってつくるコロイド粒子のこと。これらの粒子が肌の
汚れを効果的に取り去ってくれるのです。
まるで水のようなテクスチャで、オイル並みの洗浄力。私は初めミセラーウォーターを「化粧水」と思っていたのですが、実はクレンジングウォーター。でも、水道水で洗い流す必要がないのです。

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フランスでは、メイクや肌の汚れをさっぱり取り去り、しかもしっかり保湿をしてくれる、
水道水で洗い流す必要がないミセラーウォーターで洗顔する人が増えてきています。

 

ミセラーウォーターの使い方

ミセラーウォーターはメイク落としにも使えますが、朝の洗顔にも使えます。

使い方(メイク落としの場合)

コットンにミセラーウォーターを浸し、まず目のメイクから落とします。
まぶたの上を優しくコットンでおさえ、ミセラーウォーターがメイクに浸透する
ようにします。目の内側から外側に向けて、コットンで優しくメイクをふき取ります。
コットンを変え、何回かこれを繰り返します。

次に口紅を落とします。アイメイクの時と同じように、コットンにミセラーウォーターを
浸し、唇をコットンで優しく押さえます。唇の内側から外側に向けて、コットンで
優しくふき取ります。

ファンデーションも同様にミセラーウォーターで落とします。常に内側から外側に
向けて、こすらないように優しくふき取って下さい。首も忘れずに。
コットンにメイクがつかなくなったら、メイク落としの完了です。

水道水で洗い流す必要はありませんが、最後にミネラルウォーターのフェイシャル
スプレーをひとふきすることをお勧めします。余分な水分はティッシュペーパーで軽くふき取って下さい。

朝の洗顔の際も同様です。
コットンにミセラーウォーターを浸し、顔全体を優しくふき取ります。
最後にミネラルウォーターのフェイシャルスプレーをひとふきして、朝の洗顔は完了。
その後、メイクにかかります。

 

まとめ

洗顔石鹸→化粧水またはローション→クリーム(美容液)というステップに
なれている日本人女性にとって、「洗顔石鹸」と「化粧水」というカテゴリーの
商品がフランスにないと、正直フランスでのスキンケアの方法に戸惑ってしまうと思います。

そんな時には、このミセラーウォーターを「洗顔+化粧水」というワンステップにして、
保湿クリームでさらに補うのがフランス流のやり方です。

日本とは水や空気の乾燥度の違いがありますから、スキンケアも郷に入っては郷に従え、ということでしょうかね。

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