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化粧水はいらない?拭き取り化粧水って何?フランスのスキンケア方法

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私が化粧水を使わなくなったきっかけ。それは化粧水が売っていない国に
住んだからです。郷に入っては郷に従え。売ってないんだったらしかたがない、と
化粧水を使わなくなったら、なくても良くなってしまいました。

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化粧水はいらない?

いわゆる「日本人が考える化粧水」が売っていない国というのは、フランスです。
「え?美容大国のフランスに化粧水がないの?」と思われるかもしれません。

また、「Lotion(ローション)とかEau(ウォーター)って書いてあるスキンケア製品が
売っているじゃない、とおっしゃるかもしれません。でもフランスで売っている
「ローション」や「ウォーター」は、日本にある化粧水とは使い道が違うのです。

フランスで売っている「ローション」や「ウォーター」は、日本では「拭き取り化粧水」
と訳されているようです。
時々、「普通の化粧水と拭き取り化粧水のどちらがよいでしょうか」という
質問を見かけますが、実はこれらは使う目的が違うのです。

拭き取り化粧水とは?

フランスで売っている拭き取り化粧水は、例えば
Lotion Tonique Purifiante (ピューリファイングトニックローション)
Lotion Micellaire (ミセルローション)
Eau Micellaire (ミセルウォーター)

と呼ばれています。

ただし、ローションやウォーターが日本と同じようにや保湿ローションや
保湿化粧水だと思ってはいけません。
フランスでローションやウォーターという名前がついているものは、
基本的に洗顔用(クレンジング用)なのです。

使い方としては、コットンに数滴ローションやウォーターをたらし、やさしく顔の汚れを
拭き取ります。その後、水で洗い流す必要はありません。
「化粧水」と呼ばれていますが、保湿をするためではなく、顔のについたホコリや汚れ等を
取るためのクレンジング剤なのです。

フランス人女性のスキンケア方法

日本では、
洗顔→化粧水→(乳液)→(美容液)→クリームという順番にスキンケアをするのが一般的ですが、
保湿化粧水を使わないフランス人はどのようにスキンケアするのでしょうか。

フランス人の朝のスキンケア

1.ターマルウォーター(ミスト)
寝る前にきちんとメイクを落とし、洗顔をした場合には、
朝起きてターマルウォーターを顔に数回吹きかけます。数秒間肌に浸透させた後、
余分な水分をティッシュペーパーで拭き取ります。

ターマルウォーターとは、源泉から湧き出る水をボトルに入れたものです。湧水そのものなので防腐剤や香料が入っておらず、自然なミネラル分が含まれている水です。

2.ミセラーローションまたはトニックローション(クレンジングローション)
ミセラーローション(またはミセラーウォーター)は死んだ細胞や化粧品の残り、ホコリ、皮脂などの汚れを取り除いてくれます。
汚れを落とすことで、顔色がひとまわり明るくなります。ローションをコットンにつけ、顔全体を軽く拭きましょう。

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3. アイクリーム、目元用の美容液等
目の周りは皮膚が非常に薄いため、デリケートなケアが必要です。
目の下の内側から外側に向かって、血行をよくするように目元専用のクリームや
セラムをやさしく塗ります。

4. セラム(美容液)
活性成分が凝縮されて美容液は、クリームの補足となります。
手のひらにセラムを数滴とって温めた後、顔全体に軽く押さえるようにしながら塗っていきます。
セラムがしっかりと肌に浸透するように、数秒間おいてからクリームを塗りましょう。

5. クリーム
顔の内側から外側へ、また下から上に向けて、軽くマッサージするようにクリームを
伸ばします。首も忘れないように。

6. ブラー(化粧下地)
最後にブラーで毛穴やしみなどを隠します。これで、メイク前のスキンケアの終了です。

 

フランス人の夜のスキンケア

寝る前のスキンケアには、特にメイク落としを重点を置きます。
その後、ミセラーローションで顔に残った汚れをさらにしっかりとふき取ります。
そのあとは、朝のスキンケアのブラー以外の手順を行います。
クリームには、デイクリームよりリッチなナイトクリームを使います。

このように見ると、フランスでは

ローション=洗顔、セラム=保湿ケア

にあたると言えるでしょう。

また、上に書いたような複雑なスキンケアはあくまでもフランスの女性誌が推奨している方法なので、

ローションでの拭き取り洗顔 → クリーム

だけで毎日のスキンケアをすませる女性も多いはずです。

なぜフランス人は水で洗顔しないの?

「スキンケアは洗顔が命」と信じている日本人は、水で洗顔をしないスキンケア方法に驚くかもしれません。
フランス人は基本的に水でバシャバシャと洗顔はしません。特に日本人のように洗顔石鹸を使って顔を洗うなどはもってのほかです。これは、フランスの水道水が日本とは違って硬水で、カルシウムやマグネシウムが多く含まれており、これらのミネラルのイオンの影響で、
水道水で洗うと肌がつっぱったり髪がパサパサすることがあるからです。
また、硬水では石鹸の泡立ちもよくありません。
そこでなるべく水道水を顔につけないようにし、洗顔にはミセラーローションなどで
拭き取りをするのです。

フランス人女性は水道水で洗顔しない?

 

まとめ

というわけで、フランスでは保湿用の化粧水が手に入りませんでした。
フランスの冬は非常に乾燥し、しかも硬水のせいか肌が非常に乾燥しまくった
私は、当時La Roche Posay社から出ていた「超乾燥肌用クリーム」なるものを
使用していました(今はもうないようですが)。

でもこの頃は、フランス人が水で洗顔しないことを知らなかったんです。
日本にいた時と同じように水で洗顔していたのが、乾燥肌の原因だったのかなぁ、
と今振り返れば思います。とにかく、住む国が変わったら、スキンケアもその国のやり方に
合わせるべきですね。

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