熱帯夜が続きよく眠れない。でもエアコンをつけると翌朝よけいに体が疲れるし…。
そんなジレンマを解消するために、暑い夜でも体に負担をかけずにぐっする眠るための
上手なエアコンの設定方法をご紹介します。
翌朝疲れをださない。暑い夜でもぐっすり眠れるエアコンの設定温度
熱帯夜を快適に過ごすには、エアコンによる室温調節だけでなく、快適な湿度調整が重要です。
快適に眠るためには、室温は26℃~28℃、湿度50%以下がおすすめのエアコン設定温度/湿度です。
暑いからといってむやみに温度・湿度を低くしてしまうと逆によく眠れません。
就寝中に寒さを感じ血管が収縮し、結果的に身体に負担がかかり疲れがたまりやすくなってしまいます。
また扇風機の風を壁にあてて室内に気流をつくることで、肌の涼感はアップします。
東南アジアのホテルやカフェなどでは、クーラーはついていないのだけれどなんだか心地よいと感じることがあります。上を見てみると、天井に大きな扇風機のような羽根がついていて、ゆっくりと回って室内に気流を作ってくれているのがわかります。
そよ風のような働きですね。
エアコンのタイマーを上手につかって暑い夜にぐっする眠る方法
一晩中エアコンをつけっぱなしで寝るのがいやな人は、タイマーを上手に設定することで快適に眠れます。
まず寝る1時間前に、室温を27℃に設定し、タイマーが3時間で切れるようにセットします。
すると就寝後2時間してエアコンがオフに。その後しばらくは涼しい室温が保たれますが、明け方が近づき室温が徐々に上がると共に体温も上がっていき、朝は体温の上昇と共にスムーズな目覚めを体感できます。
エアコンを除湿運転にして暑い夜にぐっすり眠る方法
一晩中エアコンを使いたい人は、冷えすぎないように除湿運転にするのがポイントです。
就寝時に28度以上に設定した【除湿運転】を稼働することで、部屋の湿度が低くなり、室温および体温を冷やしすぎない環境の中で就寝することができます。
また起床時間の1時間前にはエアコンが切れるように設定しておくと、タイマーが切れた後に室温と共に体温が上昇していくことで、スムーズな目覚めが体感できます。
まとめ
熱帯夜には上手にエアコンを使って夏バテを防ぎましょう。
男性は体感温度が1℃高く女性は1℃低いので、夫婦で寝ている場合には、女性の方が寒く感じてしまうかもしれません。
就寝時の温度設定が夫婦喧嘩のもとにならないよう、タオルケットなどでお互いが気持ちよく眠れるように上手に体温調整をしましょう。